★2006.11.7       past 6

 走り始めたときには気づかないコト

 今、その手にあるモノ

 影踏みのようなマイニチ

 腐ったこの世界で、もがき苦しむヒト

 喜怒哀楽が冬の波の如く砕け散り、また秋が走り抜けた.......今はわかる.......生きている

 ミンナヒッシデイキテイル

 

 
 ひとりのオンナが6年前と同じ酒を呑んで板の上にどこにもたどり着かない話を置いていく

 
 『 この店、暗すぎるわね 』 6年前 そのオンナはそう言った


 『 だからどうした? 』

 
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